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2007.07.29 03:21|読書:三浦しをん
ロマンス小説の七日間 (角川文庫)ロマンス小説の七日間 (角川文庫)
(2003/11)
三浦 しをん

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あかりは海外ロマンス小説の翻訳を生業とする、28歳の独身女性。ボーイフレンドの神名と半同棲中だ。中世騎士と女領主の恋物語を依頼され、歯も浮きまくる翻訳に奮闘しているところへ、会社を突然やめた神名が帰宅する。不可解な彼の言動に困惑するあかりは、思わず自分のささくれ立つ気持ちを小説の主人公達にぶつけてしまう。原作を離れ、どんどん創作されるストーリー。現実は小説に、小説は現実に、二つの物語は互いに影響を及ぼし、やがてとんでもない展開に!(裏表紙より)


あかりの翻訳する小説と、あかり自身の生活が一日ずつ交互に七日間繰り返されていく形式。
神名の突飛な行動の影響で、あかりの小説は本当にとんでもない方向へと進みます。
あかりの心の荒れ模様がまさしく反映されているかのように。

読んでるこっちもびっくりです。

あっさりさくっと読めてしまう話なんだけど、やわらかな優しさとでもいうか。
こんがらがってぷんぷん怒ったり、ちょっと後悔して反省したり、そんなのはあるけど、暗いどろどろとしたものがない話の心地よさがある。

ちょっとお姉さん向けのコバルト文庫みたいな感じ。
……例え方悪いかなぁ。

シンデレラは王子様といつまでも幸せにくらしましたとさ、で終わらないのが現実という名のちょっとしたスパイス。

2007年7月20日読了
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テーマ:本の紹介
ジャンル:本・雑誌

2007.05.29 17:26|読書:三浦しをん
月魚 (角川文庫)月魚 (角川文庫)
(2004/05)
三浦 しをん

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古書店『無窮堂』の若き当主、真志喜とその友人で同じ業界に身を置く瀬名垣。二人は幼い頃から、密かな罪の意識をずっと共有してきた……(裏表紙より)

こういう文章を読んだとき私は、すぐに透明感のある文章だと言いたくなるのだけど、そんな風に一言でくくれるものなんて本当はどこにも無いのだ。
透明と不透明。相反するものが澄ました顔で二つ一緒に並んでいる事だって、ぶつかり合っている事だってたくさんある。

断片的に感じるものが多くて、読み返してもなお、言葉が上手くまとまらない。

月が映り込んだ池の底のような静けさ。

それもあるかもしれない、でもちがう、もっとどろどろしたものもあるかもしれない。

読んでいるうちに物語に絡め取られたしまったような、そんな感じで、うまく言葉がこの本の感想というものになりません。

これ以上まとまらない言葉を並べるのも無粋ですね。

わたしはこの本が好きです。


(2007.5.17読了)

テーマ:読んだ本。
ジャンル:本・雑誌

2007.05.18 00:32|読書:三浦しをん
まほろ駅前多田便利軒まほろ駅前多田便利軒
(2006/03)
三浦 しをん

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まほろ駅前にて便利屋を営む多田。そこになりゆきで住み着いてしまった行天。30代独身バツイチ同士。
ぶっきらぼうながらもお人よしな多田と見目は良いがつかみどころが無くてどこかあやうい行天の二人が一緒に暮らしでしてからは、なにかと厄介な事に巻き込まれる日々で……

直木賞受賞作であるこの作品。直木賞イコール代表作というようなイメージがあったのですが今まで読んできた三浦さんの作品とは少し毛色が違う印象を受けたので、これが直木賞というのが少し不思議な気持ちです。
直木賞の基準って何なのでしょうね。

短編連作といった感じで進んでいく話の中には、売春婦のルルやハイシー、麻薬の売人の星など登場人物の個性が強くどこかハードボイルドを思わせるような(あくまでも自分の勝手なイメージ)ストーリー。
依頼人とのやり取りのなかですこしづつ多田や行天自身の過去や家族に踏み込んでいき、コミカルな部分もありながらもそれだけでは終わらないようなお話。

はっきり言ってしまうと、私自身は好きでも嫌いでもない小説。いまいちつかみきれぬままに読み終わってしまって、正直感想も悩んでしまう。
時間をあけて再読するべきかな。
ただ、やっぱり三浦さんの文章には惹かれるものが確かにある。
ラスト1ページの文章は良いなと思う。

(2007.4.20読了)

テーマ:読んだ本。
ジャンル:本・雑誌

2007.04.22 17:03|読書:三浦しをん
風が強く吹いている風が強く吹いている
(2006/09/21)
三浦 しをん

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2007年本屋大賞ノミネート作品。直木賞受賞後の第1作目でもある。

安普請の木造二階建てアパート、通称『アオタケ』の住人であるハイジの提案……半分脅し……で箱根駅伝を目指すことになった主人公走(かける)を含む総勢10名の住人達。
最初は10人全員が五千メートル十七分を切るタイムという、箱根駅伝予選会出場資格さえも危ぶまれるよなメンバーだったのが、徐々に力をつけ、ついには箱根の舞台へ……!?

現実世界では、まず10人だけで箱根を目指そうとするところからありえない話で、まるでテレビドラマのようなストーリーなのだが止めようと思ってもやめられずひたすら一気に読み進めてしまった。

走ることを愛しながらも走ることから見放されかけていたハイジにとって走こそが、夢の実現であり、希望だった。
ハイジと走の走ることに対する想いが熱い。
「速くなる」ことと「強くなること」は違う、本当の強さとは?
長距離。たった一人で走る孤独な競技。襷を通じて、本当につながりあうということ。信じあえる仲間。

読んでいる間も、読み終わったあともひたすら爽やか。物語がキラキラしていて温かい。
まさしく青春小説。
ずっしり重みのあるお話も好きだけど、こんな風に軽やかで爽やかな、元気をくれるお話もあったっていい。

2007.4.20読了

テーマ:読んだ本。
ジャンル:本・雑誌

2007.04.22 16:51|読書:三浦しをん
桃色トワイライト桃色トワイライト
(2005/08/06)
三浦 しをん

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三浦さんのエッセイはとにかく(ノリがあえば)面白い。

今回は大河ドラマ「新撰組!」のネタが印象深い。
中でも三浦さんはオダギリジョー扮する斉藤一がお気に入りらしく……いやむしろオダギリジョーがお気に入りなのか?
「新撰組!」のDVDはもちろん「仮面ライダークウガ」のDVDまで購入する始末。
だが、三浦氏の口から語られるクウガの魅力を聞いて(読んで)いるといつの間にやら自分もすごくクウガが気になっていたり……

全然書籍の説明になっていない気もするが……気になる方はぜひ書店で立ち読みしてみてください。

2007.4.15読了

テーマ:エッセイ/随筆
ジャンル:本・雑誌

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Author:あさみまみ
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