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2007.04.22 17:03|読書:三浦しをん
風が強く吹いている風が強く吹いている
(2006/09/21)
三浦 しをん

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2007年本屋大賞ノミネート作品。直木賞受賞後の第1作目でもある。

安普請の木造二階建てアパート、通称『アオタケ』の住人であるハイジの提案……半分脅し……で箱根駅伝を目指すことになった主人公走(かける)を含む総勢10名の住人達。
最初は10人全員が五千メートル十七分を切るタイムという、箱根駅伝予選会出場資格さえも危ぶまれるよなメンバーだったのが、徐々に力をつけ、ついには箱根の舞台へ……!?

現実世界では、まず10人だけで箱根を目指そうとするところからありえない話で、まるでテレビドラマのようなストーリーなのだが止めようと思ってもやめられずひたすら一気に読み進めてしまった。

走ることを愛しながらも走ることから見放されかけていたハイジにとって走こそが、夢の実現であり、希望だった。
ハイジと走の走ることに対する想いが熱い。
「速くなる」ことと「強くなること」は違う、本当の強さとは?
長距離。たった一人で走る孤独な競技。襷を通じて、本当につながりあうということ。信じあえる仲間。

読んでいる間も、読み終わったあともひたすら爽やか。物語がキラキラしていて温かい。
まさしく青春小説。
ずっしり重みのあるお話も好きだけど、こんな風に軽やかで爽やかな、元気をくれるお話もあったっていい。

2007.4.20読了
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テーマ:読んだ本。
ジャンル:本・雑誌

2007.04.22 16:51|読書:三浦しをん
桃色トワイライト桃色トワイライト
(2005/08/06)
三浦 しをん

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三浦さんのエッセイはとにかく(ノリがあえば)面白い。

今回は大河ドラマ「新撰組!」のネタが印象深い。
中でも三浦さんはオダギリジョー扮する斉藤一がお気に入りらしく……いやむしろオダギリジョーがお気に入りなのか?
「新撰組!」のDVDはもちろん「仮面ライダークウガ」のDVDまで購入する始末。
だが、三浦氏の口から語られるクウガの魅力を聞いて(読んで)いるといつの間にやら自分もすごくクウガが気になっていたり……

全然書籍の説明になっていない気もするが……気になる方はぜひ書店で立ち読みしてみてください。

2007.4.15読了

テーマ:エッセイ/随筆
ジャンル:本・雑誌

2007.04.22 16:14|読書:ま行の著者
笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)
(1999/07/15)
森 博嗣

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偉大な数学者、天王寺翔蔵博士の住む「三ツ星館」。そこで開かれたパーティの席上、博士は庭にある大きなオリオン像を消して見せた。一夜明けて、再びオリオン像が現れたとき、二つの死体が発見され……。(裏表紙より)

建築学科助教授犀川と教え子であり、犀川の師でもある西之園教授の娘でもある萌絵。S&Mシリーズ第三弾。

今回のトリックは比較的簡単なのではないかと思う。私もなんとなく気付いてしまった。なのでミステリー自体のインパクトは弱いかもしれない。

このシリーズは冊数につれて人物の魅力が強く感じられるようになってきた。萌絵にやりこめられ?ちょっとあせってる犀川先生が微笑ましい(笑)
あと所々に出てくる理系の話しも。内と外が反対になった建物、宇宙空間で髪飛行機を投げるとどうなるか、鏡の定義などなど、数学とは、定義とはなんなのだろうと考え込んでしまいます。……まぁ考えても分からないことが多かったりもしますが。

結局「笑わない数学者」が誰なのか、公園のベンチに座っていたのは誰なのかは掴みきれず。
その辺の疑問は残るものの、今まで読んだ3冊の中では、一番ミステリーらしいミステリーのように思う。

2007.4.10読了

テーマ:推理小説・ミステリー
ジャンル:本・雑誌

2007.04.22 15:40|読書:三浦しをん
むかしのはなしむかしのはなし
(2005/02/25)
三浦 しをん

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「かぐや姫」「花咲か爺」などの昔話をベースつくられた7編の物語。
すべて『いま、「昔話」が生まれるとしたら、と考えた結果』の物語だそうです。
あとがきにて、三浦しをんさんが既に語っていらっしゃるので、私がここに書くことは蛇足になってしまうのかもしれませんが…。


7編の物語のうち、後半の4編はあるひとつのエピソードで繋がっています。
永遠に続くかと思われた日常の中に非日常が忍び入ってきたときその出来事や体験について語りたくなる。
そんな作者の言葉のままに、一つ一つの物語は誰かへと送ったメールであったり、カウンセラーへの告白であったり、日付のない日記であったり。
全てが語りかける物語。

物語は取り立てて奇抜だったり派手だったりするわけではない。しかしいずれの物語も読んでいる人の心にそっと哀しみをもたらすような。さらりと読める話ではあるけれど、心に傷とも言えぬかすり傷、つめ跡を残す。
いつか忘れてしまいそうなささやかなものだけど、もう一度時を置いて読み返したくなるような。もしくはまたどこかで同じような哀しみに出会うことがあるのかもしれない。


読み終わった後、劇団ひとりの『陰日向に咲く』と綿矢りさの『夢を与える』を思い出した。

1話めの「ラブレス」と最後の「懐かしき川べりの町の物語せよ」が好き。


2007.4.7読了

テーマ:オススメの本の紹介
ジャンル:本・雑誌

2007.04.13 10:11|読書:は行の著者
ねこのばば (新潮文庫)ねこのばば (新潮文庫)
(2006/11)
畠中 恵

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『しゃばけ』『ぬしさまへ』に続くしゃばけシリーズ第3弾。
ここまでくれば説明はもう不要でしょう。(手抜き?)
今回も短編集で、表題作の『ねこのばば』の他、『茶巾たまご』『花かんざし』『産土』『たまやたまや』の全5編。

佐助好きの方は『産土』お勧めいたします。
最近どうも店の金回りが悪い。そんな中主人は最近出来た見世物小屋に通いだし、その頃から店には不振な金が現れ始め、さらに町では大店の主人が1人1人と…
ミステリアスでシリアスチック。

『たまやたまや』も良かった!


…シリーズ物は書き難いですね(汗)
というか、短編は簡単なあらすじを書こうとするとネタバレになりかけるので加減が難しいです。

一応、シリーズ物とは言え、これだけを読んでも話はわかるとは思います。
ただ順番どおりに読んでいったほうが登場人物の背景など判りやすいので物語にも入りやすいとは思います。

(2007.4.7読了)

テーマ:読んだ本。
ジャンル:本・雑誌

2007.04.13 09:43|読書:か行の著者
魔女の宅急便 (福音館創作童話シリーズ)魔女の宅急便 (福音館創作童話シリーズ)
(1985/01/25)
角野 栄子

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ジブリ映画『魔女の宅急便』の原作です。
実はこの本を図書館で見つけるまで原作があったことを知らなかったのは秘密(^v^)

児童書なんですが、読んでると心がほっこりして、優しい気持ちになる一冊です♪
映画とは少し違うんですが、キキはやっぱり明るく元気vv
活発な女の子。
ジジはいつもキキといっしょ。ちょっと皮肉屋?な部分もあるかな。でも二人…一人と一匹?…のやり取りはとても楽しいです。

映画とは違って短編集的な構成なので物語としてじっくり向き合うには物足りない部分もありますが、寝る前にちょこっと読むには素敵な本です!(褒め言葉ですから)

(200.4.7読了)

テーマ:児童書
ジャンル:本・雑誌

2007.04.10 20:08|読書:ま行の著者
冷たい密室と博士たち (講談社文庫)冷たい密室と博士たち (講談社文庫)
(1999/03/12)
森 博嗣

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S&Mシリーズ第2弾。『すべてがFになる』の次です。

犀川教授の同僚で高校からの昔なじみである喜多助教授の誘いで、極地研へ低温実験室を見学に訪ねた犀川と西之園萌絵。
だがその夜、衆人環視かつ密室状態の実験室の中で、男女二名の大学院生が死体となって発見された。

前作は理系の人間ならではの冷静沈着さが受け入れ難かったんですが、今回はその冷静さゆえの狂気が、悲しく寂しかった。

読みなれてくると、森さんの一歩引いたようなものの見方、語り方も癖になってきます。
自分とはまったく違う考え方を知るのも、また面白い。

美しく整頓された推理小説という印象。

(2007.4.4読了)

テーマ:推理小説・ミステリー
ジャンル:本・雑誌

2007.04.05 22:51|読書:三浦しをん
しをんのしおり (新潮文庫)しをんのしおり (新潮文庫)
(2005/10)
三浦 しをん

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こちらのエッセイはWebマガジン Boiled Eggs Online(http://www.boiledeggs.com/)の連載がまとめられたものだそうです。

『格闘する者に〇』で、可南子に共感を覚えた方なら一見の価値があるのではないでしょうか。
妄想炸裂?ハイテンション?なエッセイです。

例えば、弟のスーツを買いに入った男性服売り場の店員(男)の胸毛をチェックしてみたり。
京都を観光中に友人と戦隊物『ボンサイダー』のネタをかんがえてみたり。

面白い他人にはとことん面白いと思います。

とりあえず私はつぼにはまってしまいました。読んでいるとついニヤニヤしてしまうので危険な本です。


…危険なのは私か。

(2007.3.29読了)

テーマ:エッセイ/随筆
ジャンル:本・雑誌

2007.04.03 18:50|読書:ら行・わの著者
夢を与える夢を与える
(2007/02/08)
綿矢 りさ

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どうしても「綿矢りさの小説である」ことを意識してしまう。
「誰かの小説」であるまえに「ひとつの小説」として見たいとは思うのだが。難しい。

綿矢りさでもこんな俗っぽいものを書くのだなぁ。
舞台は芸能界。光から陰への転落。

「インストール」や「蹴りたい背中」は、どこか普通とはズレていても思春期ならではのみずみずしさ、透明さがあったような気がしたけど。これはひたすらゆがんでいってしまうような。
「ああ…」とため息を付き読むこともやめてしまいたくなるのだが、結局最後まで読んでしまった。

芸能界が舞台と言うのが…異色。漫画を読んでいるみたい。
でも最近の少女漫画はこんなネガティブな終わり方はしない。
全然違うけど、一条ゆかりの「デザイナー」をふと思い出した。

綿矢りさが、こんな風にある意味リアル・生々しい物語を書くとは思わなかった。どこかで、ふわふわと現実味の無いイメージを持っていた。

話がそれるが、主人公夕子の父、トーマが何故か好きだ。優しくてやわらかで、すぐ泣いてしまうような、それだけの人なのに。自分に甘くてずるい人。でも手放せない。そんな人。
あと多磨も好きだ。人懐こいくせにべったりととなりには居させてくれなくて。でも一緒にいると気楽で、自由で、時々見せる真剣な顔にドキッとさせられてしまうような。
(2007.3.29読了)

テーマ:読んだ本。
ジャンル:本・雑誌

2007.04.03 18:32|読書:あ行の著者
ダリの繭 (角川文庫―角川ミステリーコンペティション)ダリの繭 (角川文庫―角川ミステリーコンペティション)
(1993/12)
有栖川 有栖

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火村&アリスシリーズ第2弾。
タイトルから想像が付くように、画家サルバドール・ダリに絡めたミステリーです。
ダリのことを全然知らなくても楽しめますが、少しでもダリが好きで何点かの作品を思い浮かべることが出来るくらいだとさらに楽しめるのではないでしょうか。

私はあまり、推理小説を読みながら推理をするほうではないので、この『ダリの繭』は次々に浮かび上がる被疑者に翻弄される感じで、今まで読んだ有栖川氏の小説で一番読んでいて楽しかったです。
…ダリの影響もあるかもしれませんが。

犯行に至るまでの流れや動機?も、無理がなく受け入れられましたし、アリスと火村の心理描写なども印象的で、この先どう変化していくのか気になります。

テーマ:推理小説・ミステリー
ジャンル:本・雑誌

2007.04.03 15:08|読書:は行の著者
ぬしさまへ (新潮文庫)ぬしさまへ (新潮文庫)
(2005/11/26)
畠中 恵

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『しゃばけ』の続編になりますこちらのお話。
今回は前回とは変わって短編集です。

個人的には前回よりもこちらの方が好き。
人物像がすでに確立しているからでしょうか、無駄が無くすっきり読めます。
でもって、主人公一太郎以外の登場人物にスポットライトをあてたお話もあり。
これぞシリーズ物の醍醐味ではないでしょうか。

表題作「ぬしさまへ」の他、「栄吉の菓子」「空のビードロ」「四布の布団」「仁吉の思い人」「虹を見し事」の6編。

私は「空のビードロ」「仁吉の思い人」が好きです。
番外編みたいなお話大好き!

あと「虹を見し事」も好きです。
(2007.3.20読了)

テーマ:読んだ本。
ジャンル:本・雑誌

2007.04.03 14:54|読書:は行の著者
しゃばけ (新潮文庫)しゃばけ (新潮文庫)
(2004/03)
畠中 恵

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江戸有数の廻船問屋の一粒種、一太郎。年に1度は生きるか死ぬかの瀬戸際に立つほどめっぽう体が弱く、そのせいか両親どころか兄や代わりの手代たち2人(実は妖怪)にも大いに甘やかされる毎日。
そんなある日、兄やに黙ってこっそり外出した帰り道、人殺しを目撃してしまう。それからというもの近所では猟奇的殺人が続き…

一太郎はとにかく体が弱くって、超が付くほどの病弱。
その割りに本人は甘やかされるのを良しと思っておらず、強くなりたいと願う、芯のある若者。甘やかされてるからといって、ただのぼんぼんでないのが好ましい。

この一太郎、実は妖怪を見ることが出来る能力を持っていて、周りには兄やの白沢、犬神以外にも家鳴や屏風覗きやらが集まってくる。
とは言え、見える以外どうすることも出来ないので、正義のヒーローというわけでもない。
小説全体の空気としてはほのぼのとした感じが強く、一太郎と手代のやり取りや、妖怪に囲まれた日々の様子などやそのほかの登場人物も、ほほえましく感じられる。

さてこの『しゃばけ』では次々と起こる猟奇的殺人事件について一太郎と妖怪たちが力を合わせて解決に乗り出すのだけれども…ミステリー色は強くありません。
娯楽小説と言うべきか。
長編の割りに少し物足りなさが残るのですが「あやかし」好きな方にはオススメです。

それにしても「百鬼夜行抄」といい「蟲師」といい「雨柳堂夢拙」といい…あやかしやら幽霊やら、目に見えないもののお話に目が無いなあ…。
「ゴーストハント」や「GS美神極楽大作戦」も大好きだし。

(2007.3.18読了)

 

テーマ:読んだ本。
ジャンル:本・雑誌

2007.04.03 11:16|読書:あ行の著者
月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫)月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫)
(1994/07)
有栖川 有栖

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主人公有栖川有栖は、自身が所属する大学の推理研究会の面々と夏合宿に旅立つ。そこでであった他校の学生とともに火山の噴火に巻き込まれ、一瞬にして陸の孤島と化したキャンプ場に閉じ込められてしまった。さらにその閉ざされた空間の中で起こる殺人事件。


『46番目の密室』『スウェーデン館の謎』と読んできてこの作品で3冊目の有栖川さんの小説。なんとなく、有栖川さんの空気にもなじんできたかな、と言う感じです。
推理だけじゃなく人物の描写、それぞれの関係性みたいなものを大切に描いていらっしゃる感じ。
特にこの作品は有栖川有栖氏デビュー作であり、また主人公が大学生と年齢も若いので、「青春」らしい甘酸っぱさの感じられる作品だ。…少々酸っぱさがきつく多少の苦味も含んではいるが。

若さゆえのストーリーといった印象。
犯人がわかるまでの過程は楽しめたが、動機やトリックはあまりパッとしなかったかなぁ。
探偵役である推理研究会部長、江上二郎の印象も少し弱いと思う。

でも。
文句はあれどやっぱり読んでしまうのは、推理小説の中毒性(読書すること自体の快楽性)を除いても、有栖川さんの作品に魅力を感じるからなのでしょう。
(2007.3.17読了)

テーマ:推理小説・ミステリー
ジャンル:本・雑誌

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あさみまみ

Author:あさみまみ
関西在住アラサー
漫画や本を読むことが好き
脳みそからあふれた徒然を

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